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2007年08月07日

●「限りなく透明に近いブルー」を読んだ

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「限りなく透明に近いブルー」 著者:村上 龍
を読んだ

20代の頃読んだが、この本のよさが 全くわからず
おっさん になったので、もうそろそろ よいだろうと思い リベンジ

あ~あ~あ~
やっぱりダメだ  _l ̄l○

福生を舞台にした、麻薬とセックス の描写が凄い話なのだが
登場人物のイメージが湧かず

読んでいて、作者の意図が とらえられない
文中に、マル・ウォルドロン とか ビリー・ホリディとかでてくると

村上龍がホスト役をしていた、トーク番組
「Ryu's Bar 気ままにいい夜」を思い出す

テーマ曲が、バド・パウエル の「Cleopatra's Dream(クレオパトラの夢)」
だったので、初めて TV から 流れてきた時 は、びっくらしました

あたくし 福生 に憧れていて、20代の頃は、住みたいなぁ と思ってみたり
(実際は住んでないけど)

村上龍も 福生 に住んでいたことがあるらしい
福山雅治も住んでたような・・・

「スローなブギにしてくれ」も 福生 が舞台だったような
とにかく 訳もわからず 福生 とか 本牧 に 憧れていた時があった

どうして、あたくし 芥川賞受賞 の この作品 のよさが わからない のかしら

最初に読んだ時より、
強烈な 麻薬とセックス の描写とか 当時の福生への憧れ とかが 薄れているので

だいぶ読みやすかったのだが・・・・

んー
こうなったら、もう一回読もう

なんか今なら、 裏表紙に書いてある
「奥にひそむ深い亀裂を醒めた感性と詩的イメージとでみごとに描く鮮烈な文学」

わかるような気がしてきた
(本当か?)