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2009年02月23日

●オーデュボンの祈り

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「オーデュボンの祈り」 著者:伊坂 幸太郎
を読んだ

伊坂 幸太郎のデビュー作です

 コンビニ強盗に失敗した伊藤は、警察に追われる途中で意識を失い、見知らぬ島で目を覚ます

 仙台沖に浮かぶその島は150年もの間、外部との交流を持たない孤島

 言葉を話し、未来を予知するというカカシ「優午」

 何者かによって優午が「殺害」される。なぜカカシは、自分の死を予測できなかったのか

 嘘つきの画家

 体重300キロのウサギさん

 島の規律として殺人を繰り返す男「桜」

 この島には何かが足りない

Amazon の 商品説明を見たら、面白そう
読みたいなぁ と思っていたら

BOOKOFF の 100円コーナーで見つけたので、
早速 読んでみた

最初、カカシが しゃべる ってとこが チョット強引じゃないの?
と思っていたが すんなり受け入れてしまいました

作者のファンタジーな感じと キャラクラー設定の面白さ等で、
スイスイ読めた

序盤から中盤にかけては、 展開の面白さ に グイグイ引き込まれる
感じで、次のページ 次のページ と読み進んでいった

ちょっと 荒削りで 強引なことがあるけど ドンマイ

しかし 終盤になっていくにしたがって 「この島には何かが足りない」 のキーワード
がチラホラでてくるあたりから、あたくし あれれ って感じになってきてしまったが

それでも、十分 面白かった
伊坂ワールドを堪能しました