●博士の愛した数式
「博士の愛した数式」 著者:小川 洋子
を読んだ
BOOKOFFで、本を探している時
前から気になっていた
数学を題材にした 小説って なんか読みずらいんじゃないの
と勝手に決め付けていた
あたくし 数学は 大の苦手だし
ん~ なんか 買いたい本が見つからないなぁ
映画にもなってるし、ひょっとしたら面白いんじゃないかしら
と思って買ってみた
読んでみたら、あらま面白い
素数 とか 完全数 とか 友愛数 とか 全く興味がなかったけど
数字に興味がでてきた
読んでる途中で、博士が ルート(家政婦さんの息子)に
1から10まで足したらいくつになるかね?と問題を出すところがある
ルートは、55と答える
じゃ 1から1000だと? 1から10000だといくつになる?
この場面が面白くて、あたくしが博士になりきって、マミーに問題をだして
この考えかたの説明をしていたら
マミーが もう 何言っているのかわかりづらい
ふんがー
ちょっと貸してと言って、本を取られてしまった
そして、翌日には、全部読み終わったらしい
あたくし、本を貸す前は、1週間読んで、まだ真ん中だったのに
トホホ
数学が得意な人は、なんだこんなレベルか
と思うかも知れないが
数学が不得意な人は、とっても面白いと思うんじゃ
なかろうか
数学の話だけじゃなく、 80分しか記憶が持たない博士 と
博士の家政婦さん と 阪神ファンのルート(家政婦さんの息子)との
何気ない日常を淡々と描く 心温まるお話です
あたくし、こんな本が大好きなのでございます